看護局のご紹介

看護局長挨拶

看護局  局長  野田 輝美

 

当院は、令和581日より地域包括ケア病棟を52床に増床いたしました。

 これまでと同様、救急は断らないことを目標に掲げ、患者さんを受け入れています。在宅や施設からの緊急入院が多く、目まぐるしく入退院があるときもありますが、患者さんが退院される時にお褒めの言葉をいただき、やりがいを感じています。そして、看護師は、いつも患者さんに寄り添う気持ちを忘れずに対応することを心がけています。
 また、当院では地域包括ケアシステムに沿って、在宅医療にも力を入れています。訪問診療、訪問看護、訪問リハビリなど、地域の方々が安心してくらせるように、他職種と連携しながら、地域医療に貢献していけるよう、今後も職員一同頑張ります。

看護局 局長 野田輝美

訪問看護

利用者さん宅を訪問し、日常生活ができるよう心身の機能の維持回復をお手伝いしています。
訪問看護は、利用者さんの自宅を訪問し、専門的な知識や技術を活用し、その人なりの日常生活を営むことができるよう、在宅療養を支援し、心身の機能の維持回復をお手伝いしています。

利用者さんとのコミュニケーションを図りながら、「あなたたちが来てくれることで、入院しなくてよくなった」とありがたい言葉をいただくことで、訪問看護のやりがいを感じます。
一緒に働く仲間をお待ちしております。

外来(西館1F)

外来では、かかりつけ医としての定期通院、在宅医療にも力を入れ、訪問診療、訪問看護、終末期医療にも対応しています。また、救急医療にも携わり、受け入れ強化をしています。
患者さんの病状や環境を多職種で考え、専門的治療が必要な時は、急性期病院への紹介を行い、治療後の患者さんの支援も行っています。
ぬくもりと安心の医療を理念に、その人その人に応じた看護ケアが提供できるよう、スタッフ一同心掛けています。南阿蘇村の唯一の病院として、地域一帯との連携を図り、頼られる病院でありたいと思います。

入院(新館2F病棟)

病棟は、「楽しく 明るく 安全に」をモットーに旧職員はもとより、新職員・支援ナースと共に日々の業務をおこなっています。患者さんや家族の方々と共に退院に向けての、地域へのつながりを大切に寄り添える看護を提供しています。

透析室(東館3F)

阿蘇立野病院では、透析ベッド数14床と感染対策ベッド1床で、月~土曜日2サイクルで維持透析を行っています。透析液の適正な管理体制の下、処方透析が可能な個人機1台を含む全てのベッドでHDF療法が可能であり、患者さんの状態・変化に合わせた透析療法を実施しています。

当院では、患者さんご本人は勿論のこと、ご家族に対しても身体的・精神的・社会的にフォローできるようコミュニケーションをとり、近隣の医療機関と連携し地域に根ざした医療を行っていきたいと考えております。

ご自分での通院が困難な方に対しては、送迎(無料)を利用していただくこともできます。また、ロッカー(無料)は一人1つずつ準備しており、希望される方には昼食(1食 \420)の提供をさせていただいています。

旅行・帰省などで当地へ来られた患者さんの臨時透析もお受けしておりますので、お気軽に電話にてご相談ください。

安心とぬくもりの透析医療を目標として、透析室スタッフ一同頑張ってまいります。

新館のご案内

新館概要

・オープン 2011年5月1日
・震災復旧 2017年4月12日 一部外来(3階)/再開
・病棟再開 2017年9月11日 2階32床/再開

新館には、病棟機能のほか、放射線課、薬剤課、食事療養課 があり、その全機能を復旧しました。
新館の復旧は、当院の基本方針である「地域の環境」に配慮した造りを踏襲しました。病院として常時点灯が必要な1F廊下部分はLED照明で、阿蘇ならではの取り組みとして、南阿蘇の豊富な湧水をトイレ洗浄などの中水として利用しています。特に病棟再開において入院にかかせない水の復旧は、南阿蘇村様のご協力は大きいものがありました。改めて感謝申し上げます。

新館病棟

現在、新館2F・32床を病棟フロアとして運用しています。造りはそのままに、廊下幅を広く取り、阿蘇の自然を意識した木目調の装飾効果と明るい環境を患者さんに提供していた空間を元通りにできました。
また、患者さんの移動の負担を減らすための、各階に設けたデイルーム・浴室、各室独立した空調や個室もそのまま、快適な入院環境を以前の通りに提供できるようになりました。